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展示会の革命で、販促のあり方を変える ~ハイブリッド展を武器に新分野に参入~

当社は、商談型展示会の開催により、サプライヤーの皆様とバイヤーの皆様に、商談・取引・マッチングの場を提供しています。 当社では、2022年より、ハイブリッド展示会「DXPO(読み:ディーエクスポ)」という新たな事業を立ち上げました。2020年からのコロナ禍で、リアルの展示会が開催できない時期があったことから、リアル展を補完する意味で、オンライン展とのハイブリッド開催が様々な業界の展示会でブームとなっていますが、当社のハイブリッド展示会は、他の展示会とは大きく異なります。
最大の違いは、DXPOが当社の考案した「LCC型展示会」という、全く新しいビジネスモデルを採用していることです。当社代表の新村が、こちらで詳しく解説(※)しているので割愛しますが、一言でいうと、出展費用を通常の数分の1という圧倒的な低価格に抑えることで、従来、展示会に参加できなかった中小・ベンチャー企業にも、広くマッチングの場を提供するサービスです。手前味噌ですが、日本の展示会においては、革命的な出来事だと思います。今後当社では、このDXPOを様々な業界で開催することにより、従来の展示会のあり方を変革し、企業の販促のあり方を変え、ひいては日本の産業全体の底上げに貢献していきたいと考えています。(※)こちらをご参照ください。⇒ ビジネスモデルと将来像

常務取締役 メディア事業部長 武田学
1994年、明治学院大学卒業。展示会主催会社であるリード エグジビション ジャパン(現RXジャパン)にて、会場運営の責任者として従事。その後、企画運営業務のスペシャリストとして、イベント制作・装飾施工会社の取締役を経て、2018年、当社入社。当社における全展示会事業の総責任者を務める。

<仕事の魅力を動画で解説>

動画のポイント

  • 当社が開催する「商談型展示会」の現場風景をご紹介
  • 介護業界日本最大級のCareTEXを、全国7都市で開催
  • 新発想のハイブリッド展示会を、IT業界で新規開催
  • 展示会開催までの1年間の流れ
  • 入社すると、どんな仕事をするのか

※ 次項の内容は、動画内容を要約・編集したものです。

当社が行う「商談型展示会」とは

商談型展示会というのは、一言でいうと、商品の売り手と買い手をマッチングする事業です。東京ビッグサイト等の巨大な展示会場に、売り手であるメーカーやサプライヤーに商品を展示していただいて、そこに買い手であるバイヤーを集めてきて、売り手と買い手をマッチングします。これにより、出展側であるサプライヤーと、来場者側であるバイヤー双方に、商談・取引の場を提供しています。
人が集まるだけでなく、実際に商談が行われ、ビジネスにつながる展示会とするため、決裁権限者の来場促進や、出展社ブースへの来場者のアポイント取得代行、VIP交流パーティなど、様々な企画でマッチングを図っています。
2020年からは、オンライン展を開始し、時間と場所の制約なく、24時間365日マッチングできる機会を提供しています。

介護業界日本最大級のCareTEXを、全国7都市で開催

当社が開催する介護業界日本最大級の展示会CareTEXは、介護業界では知らない人がいないほど、名実ともに業界の恒例行事として定着しています。年間のべ1,000社を超える出展企業と、のべ3万人もの来場者を集めてマッチングすると同時に、著名人の講演会や、業界の専門セミナー、大規模なビジネスパーティや表彰式なども、当社が企画し、当日の運営指揮まで行っています。
このCareTEXは、2015年に東京で開始して以来、大阪、福岡、名古屋、仙台、札幌、横浜と、全国主要都市7会場で毎年開催しており、今後も、介護業界のご要望に応じて、開催地を増やし拡大していく予定です。

新発想のハイブリッド展示会を、IT業界で新規開催

2022年、当社は、全く新しい展示会を立ち上げました。それがハイブリッド展示会「DXPO」です。
「DXPO」とは、オンライン展(365日24時間開催)に並行してリアル展を年複数回開催し、リアル展の会期前後にオンライン展でも集中的にマッチングすることで、「見込客獲得の量」と「商談の質」を高めつつ、 かつ年間を通じて継続的なマッチングの機会を提供する新サービスです。
また本展では、地球環境への配慮と経済性の観点から、「出展ブースを複数社でシェアする」という、新発想の“シェアブース”方式を採用しています。これは、2つの展示会を連続開催し、ブース装飾・受付・看板・備品等を再利用することで、残材・廃棄物を最⼩限にするとともに、施工・運営コストを大幅削減した、全く新しい展示会開催方式です。これにより、資金力や営業力に余裕がない中小企業やベンチャー企業にも出展しやすい、通常の数分の1という破格の出展料を実現しています。

第1弾は 「企業のDX」がテーマ、480社が出展する日本最大級の展示会に

第1回のDXPOは、IT分野の展示会で、経理・人事部門など、企業の管理部門のDXを支援する「バックオフィスDXPO」と、営業・マーケティング部門など販促部門のDXを支援する「フロントオフィスDXPO」の2つの展示会を開催。
本展の主旨に、多くの企業からご賛同をいただいた結果、第1回にも関わらず、2022年8月に開催した東京展には本分野の主要企業480社が出展、企業のDXをテーマとした、日本最大級の展示会としてスタートしました。
今後は、このDXPOを大阪、福岡など全国主要都市でも開催するとともに、別の業界にも次々に参入し、新たな展示会を立ち上げていく予定です。

展示会開催までの1年間の流れ

展示会を開催するにあたっては、開催1年前から逆算して準備を進めていきます。会期・会場はもちろん、併催イベントや新サービスの企画を決定し、展示会の全体概要を発表します。同時に、出展社募集のための営業戦略を練り、営業活動を開始します。そして会期5ヵ月前には、集客の目玉となるセミナーや講演会のプログラムを構築し、講師の選定と依頼を行います。会期4ヵ月前には、「出展社説明会」を行い、同時に、来場集客のためのマーケティング戦略の立案や、広報・宣伝、ダイレクトメール等、様々なプロモーション活動を開始します。
会期までの3ヵ月間は、運営準備の期間となります。会場の受付などの装飾デザインをはじめ、会場警備のプランニングや当日のイベント準備などを漏れなく行い、ようやく会期を迎えます。そして、会期中に翌年の開催を発表し、翌年度の展示会の出展社募集をスタートします。

各専門グループが一丸となって展示会を成功に導く

展示会事業を担当する「メディア事業部」は、大きく2つの部門で構成されています。
一つは、展示会への出展社を集める「展示会営業部」、もう一つは、展示会の運営を行う「展示会運営部」です。出展営業、セミナー企画、来場プロモ―ション、会場運営、装飾施工、そして印刷物やウェブ制作など、それぞれの専門グループが一丸となって、一つの展示会を成功に向けて作り上げていきます。ちょうど、大学の文化祭を、全国7会場とオンライン上で毎年開催している、文化祭実行委員会のような事業部である、と言えばイメージしやすいかもしれません。

入社すると、どんな仕事をするのか

営業職で入社した方は、「展示会営業部」に配属され、出展社募集のための新規営業を行っていただきます。営業対象は、数万社に及びますので、1人当たり、年間で少なくとも1,000社ぐらい営業を行うことになります。営業相手が、社長や営業部長など、経営層であるケースが多いので、中途・新卒に関わらず、当社で1年間営業を行うと、相当な営業力がつきます。
当社では、早期に営業力をつけてもらうため、営業スキルの習熟度にあわせた教育プログラムを用意していますので、営業未経験の方でも、かなり短期間に営業スキルを身につけることが出来ます。
2年目からは、営業をベースに、セミナー企画や、広報、新サービスの立案など、能力や適性に応じて様々な業務に携わっていただきます。また、希望される方には最短3年で統括プロデューサーとなっていただくことを予定しています。

統括プロデューサーの仕事は、まさに「会社の社長」と同じ

「統括プロデューサー」とは、展示会全体を統括する責任者のことです。展示会の企画立案から、営業活動、セミナー企画、来場者の集客、広報、制作、運営、事務、予算管理まで、いわば、「人、モノ、金、時間、情報」、すべてを統括する総責任者です。
まさに、一つの会社の社長と同じような仕事で責任も大きいですが、若くして、プロジェクトの責任者になりたい、あるいは、経営者の立場で、早く仕事がしたいという方には、ぴったりの仕事です。成長意欲が高い方、若い時から第一線で活躍したい方には、絶好の環境ですので、是非、チャレンジいただきたいと思います。皆さんのご入社をお待ちしています。